何かしら体が凝りやすくなっている私たちの体。つかれた体を癒すため自分でマッサージを行う方もいらっしゃると思いますが、その時に気をつけたいのが、「マッサージ用のオイル」。
マッサージ用のオイルは使わないと摩擦が起きて痛いばかりでなく、しわの原因にもなってしまいます。その為オイルを選ばないといけないのですが、まずどんなものがあるのか、どんな時に効果があるのか見ていきたいと思います。
マッサージに使えるものは大きく分けて3種類あります。
1、 クリーム
2、 ジェル
3、 オイル
といったように、少し使用も違ってきます。
1のクリームは、少し固めながら部分的なマッサージをするにはきちんと保湿してくれます。しかし塗り過ぎたり、あまり伸びにくいので一か所だけがべた付いたりと慣れるまで分量の調節が難しかったりと扱いが難しいものもあります。
2のジェルは成分も様々に入っているものが売られている為、香りもいいものがあり、マッサージでリンパの流れがよくなるだけでなく、ジェルの美容成分が肌に浸透していくものがあります。滑らかに滑りふき取りもあまりいらないものが多いのでジェルタイプでマッサージをするのは、始めてやる方から慣れている方までおすすめです。
3のオイルは、今では様々な香りや種類のものが売られていますね。塗った後の酸化が少ないと言われるベビー用のオイルもあり、大人から赤ちゃんが使えるものまで幅広く売られています。
価格も沢山ありますが、安くスーパーで手に入れる方から、高級ブランドのものを使用したりと多種多様です。自分に合ったものを見つけることが一番ですが、オイルは使い方があります。
香りが入っているものや、成分がそのままオイルになっているものが多いので刺激が強いものが多くありますので使う時に注意が必要なのです。
使い方は次にまとめてみました。
マッサージをセルフでする場合、体調に気をつけましょう。少し疲れているなら大丈夫ですが、動けないほどに疲れているのはやめた方がよいでしょう。また、風邪をひいている時やひき始めも注意が必要です。風邪の菌がリンパに乗って全身に行き渡ってしまい治るのが遅くなってしまいます。
お酒飲んでいる時もマッサージはやめましょう。血液などを流れ排尿することでお酒の成分が抜けますが、リンパにお酒の成分が乗ってしまい体中に回り、酔いが回ってしまいます。ひどく酔ってしまうこともあるのでお酒を飲んでいる時にマッサージは絶対にやらないようにしてください。
オイルを使う場合、お風呂上りにマッサージを行うのがよさそうです。血行が良くなっているのでマッサージの効果も高くなります。
大まかにいうと、心臓から離れた部分から心臓に向かってマッサージしていきます。力を入れ過ぎず心地いいと感じる程の力で十分ですので、力いっぱいしないように気を付けてくださいね。
オイルは油分が多いので、体にべた付いてしまって不快に思う方もいらっしゃいますのでその場合は蒸しタオルなんかで軽くふき取ってあげます。
乾燥が気になるなら、ボディ用の化粧水をマッサージする部分に塗った後、オイルを塗りマッサージをし、乳液などで整えるのもいい方法です。この時オイルのべた付きが気になったら蒸しタオルでふき取ってあげてください。その後に乳液で整えます。
マッサージしていることで肌に塗ったものの成分が浸透しやすくなり、オイルで肌も守れますので保湿にも効果が高いです。
スキンケアとマッサージを一緒に出来て、綺麗で健康な体を手に入れることができますので、気軽に始めてみてはいかがでしょうか。