「シュガーレスガムに入っている甘味料のせいで、愛犬のマーフィージョーが死にかけるとは想像すらしていなかった…」このドキっとする記事が出たのはつい先日のこと。一年ほど前アメリカで起き、輸血の末に愛犬は復活したそうですが、甘味料で重篤になるなんて確かに想像もできません。

この甘味料とはガムのコマーシャルなどでもよく知られているキシリトール。天然の代用甘味料として知られ、カロリーは砂糖の40%程度しかなく代替としてダイエットや虫歯になりにくく、人間にとって優れた甘味料で有効で安全といわれていますが、犬には非常に有害で中毒事故が増えており、死に至るケースも出ているのだとか。

人間にとっては害のないキシリトールも、犬の体内では好ましくない作用をしてしまうようです。犬が吸収したキシリトールは、体内でのインシュリンの分泌を強力に促進させる働きをしてしまい、低血糖を引き起こす可能性があるそう。体重10kgの犬が1gのキシリトールを消費した場合でも治療の必要があるといいます。

摂取によって亡くなるペットの数については包括的なデータはありませんが、実際にキシリトール入りを売りにしている犬用のガムは今も多数売られていますから、飼い主さんがしっかりとした知識をもって選んであげる責任がありますね。

ちなみに犬はほとんど虫歯にならないので、キシリトールの必要性はないそうです。